今「1Q84」が話題になっている村上春樹さんですが


代表作
「ノルウェイの森」が映画化されるんですね。
主演は松山ケンイチさん。
どんな作品になるかとっても楽しみです。
その「ノルウェイの森」、
私がとっても大好きな作品のひとつです。
映画化される前に再読してみました。
私がこの作品を初めて読んだのは、大学生のころ。
クリスマスに近い冬の日に、あの赤と緑の美しい表紙と
金色に輝く帯に惹かれて、買いました。



この表紙…クリスマスの直前に強烈に惹かれました。そして、むさぼるように2日で読んだことを
今でも印象深く覚えています。
私がこの作品で感じること、それは
生と死
静と動
生と性初めて読んだとき、私はまだ学生で
悩みはいっぱいあって
大人になることの苦しみは理解できたけど
主人公の「僕」や直子はすごく大人に思えたし
死を選択せねばならないことがまだ飲み込めなかったりして
共感というよりは
静かな衝撃を覚えた気がします。
あれから、20年近くが経ち、
この20年で「僕」と同じく、
親友の死や大切な人との別れを経験し
生きることの苦しさを切実に感じたり
誰にも心を開けない孤独感を味わうような体験をしたあと
この本を読むと、
共感を超えた何かを感じるほど
胸が苦しくなりました。登場する人たちの、
激しく、苦しく悲しい心模様。あのときには、感じなかった感情が
今は溢れるように生み出され、何度も涙しました。
この小説には、性的描写が割と多く
官能小説のようで好きではないという人もいますが
圧倒的な孤独の中で、
人と触れ合うことや生きているという実感を
身体の触れ合いやぬくもりで
むさぼるように感じているように思え
読んでいてとても切なくなりました。
映画の公開は秋…。
公開日はまだ決まっていないようですね。
どんな作品に仕上がっているのでしょう。
とてもとても楽しみです。
ノルウェイの森・映画 公式ホームページ →
こちら